混在も差し替えもできない

DDR4とDDR5はモジュールの切り欠き位置が異なり、DDR5のスロットにDDR4を挿すことは物理的にできない。DDR4資産を引き継ぎたいならDDR4対応のプラットフォームを選ぶ必要があり、これはCPUとマザーボードの選択と不可分になる。DDR4世代からの移行では、メモリも同時に買い替える前提で予算を組む。

定格外プロファイルの扱い

XMPとEXPOは、メモリモジュールに記録された動作設定をBIOSで一括適用する仕組みで、いずれもJEDECの標準定格を超える設定にあたる。適用によって不安定になる場合があり、CPUメーカーによっては定格外動作を保証の対象外としている。組んだ直後に起動しない・再起動を繰り返す場合、最初に切り分けるべき設定のひとつ。

新規に組んで挙動が不安定なときは、まず定格に戻して再現するかを確認する。

容量とfpsの関係

メモリ容量は、足りているかぎりfpsをほとんど左右しない。逆に足りなくなるとストレージへの退避が発生し、平均fpsではなく突発的な落ち込みとして現れる。ゲーム中に録画・配信・ブラウザを同時に動かすかどうかで必要量が変わるため、タイトルの推奨容量ではなく、実際の使い方を基準に決める。

確認する順番

  • CPUとマザーボードが対応する規格(DDR4かDDR5か)
  • マザーボードのメモリスロット数と、対応する最大容量
  • マザーボードのメモリ対応リストに、そのモジュールが載っているか
  • XMP / EXPO を使う場合、そのプロファイルにマザーボードが対応しているか